海外FX会社の口コミや評判を調べていると「○○という会社はストップ狩りがヒドい」「ストップ狩りで損切りさせられた」という口コミを見かけることがあります。
ストップ狩りには、大きく分けると
- 大口の機関投資家によるストップ狩り
- FX会社による不正なストップ狩り
の2種類があります。
もちろんExness(エクスネス)では、悪質なストップ狩りは行っていません。
このページでは、Exness(エクスネス)のストップ狩りというテーマで、「ストップ狩りの概要」や「Exness(エクスネス)にストップ狩りが発生しない理由」について詳しく解説していきます。
ストップ狩りとは
FXの取引でポジションを保有する際には、多くのトレーダーがストップロス(損切り注文)を設定します。
一般的に、利確ポイントはトレーダーによってそれぞれ異なりますが、損切り注文は
- ラウンドナンバー(100.0や90.5などキリの良い数字)
- 直近の高値や安値
- 目立つ節目
など、ある程度共通したレートに集中しています。
この集中しているストップロス注文を狙い、多くのトレーダーにロスカットさせる行為をストップ狩りといいます。
ストップ狩りには大きく分けると以下の2種類があります
- ヘッジファンドなど大口の機関投資家による一般投資家を狙ったストップ狩り
- FX会社が顧客に損失を出させるための不正なストップ狩り
大口の機関投資家によるストップ狩り
まず、大口の機関投資家によるストップ狩りについて解説します。
外国為替取引には、以下のような人たちが参加しています。
- 銀行・証券会社
- 各国の中央銀行
- 顧客から預かった資金を運用する機関投資家
- 実需で換金を行う一般企業
- 個人投資家
この中で、巨額の資金を運用する機関投資家(ヘッジファンド)によるストップ狩りが有名です。
こちらの画像をご覧ください。

赤丸のレートでは何回も価格が止められており、その下には買い方の損切り注文が貯まっています。
レートがその辺りへ近づくと、機関投資家は以下のような手口でストップ狩りを行います。
- 保有している大量の買い注文を決済(買いの反対なので売り注文になる)、または新規で大量の売り注文を行う
- 一般投資家の損切りが一斉に行われ、価格が一気に下がる
- 節目のレートを抜けたので、このまま下がると考えた個人投資家の売り注文が殺到し、さらに勢いよく価格が下がる
- レートが下がって安くなったところで、機関投資家が売り注文を決済(売りの反対なので買い注文になる)、または新規で大量の買い注文を入れレートが一気に上がる
- 「騙された」と気付いた一般投資家が損切り注文を行い、さらに勢いよく価格が上がる
これが、機関投資家によるストップ狩りの代表的な手口です。
機関投資家によるストップ狩りは、合法的な売買を行なっていますから不正ではありません。
ストップ狩り=不正と誤解しないようにしましょう。
FX会社による不正なストップ狩り
機関投資家によるストップ狩りと違い、FX会社による意図的なストップ狩りは完全に不正行為といえます。
相対取引を行っているFX会社では、顧客の注文状況、ストップ注文が集中している価格帯を把握できます。
FX会社によるストップ狩りとは、ストップ注文が集中している価格帯へレートが近づくと、レートを操作して不正に損切りさせることをいいます。
Exness(エクスネス)では悪質なストップ狩りはない?

Exness(エクスネス)では、意図的に顧客に損失を出させるような悪質なストップ狩りは100%ありません。
もちろん、機関投資家によるストップ狩りはありますが、これはどのFX会社で取引しても普通に起きる事象です。
MT4とMT5を採用している

Exness(エクスネス)では、取引ツールにMT4とMT5を採用しています
どちらも、世界中のトレーダーに利用されているメジャーなプラットフォームですから、Exness(エクスネス)のチャートだけが不自然な動きをしていたら、他社との比較や価格の乖離ですぐにバレてしまいます。
参考までに、国内のFX会社は自社専用の取引ツールを採用しているところが多いですが、MT4やMT5のように世界中で利用されているわけではありません。
Twitterでは、国内FX会社によるストップ狩りの口コミが多く見受けられます。


ただし、これらは流動性の低い時間帯や重要経済指標などで、大きく相場が動いた時に起きている可能性があるため、FX会社によるストップ狩りとは断定できません。
透明性の高いNDD方式を採用している
Exness(エクスネス)では、顧客の注文に業者を挟まないNDD方式を採用しています。
したがって、DD方式を採用している国内FX会社よりも透明性の高い環境での取引が可能です。
NDD方式とDD方式とは?
- NDD(ノー・ディーリング・デスク)方式
→顧客の注文をカバー先の銀行、LP(リクオートプロバイダー)へ直接流す方式。FX会社は、スプレッドや取引手数料が利益を得る仕組みになっている。 - DD(ディーリング・デスク)方式
→顧客の注文をいったんFX会社が呑み、カバー先へ流すかどうかを判断する方式。顧客と業者の相対取引となるため、顧客の利益が業者の損失となる
Exness(エクスネス)のストップ狩りまとめ
最後に、Exness(エクスネス)のストップ狩りについてまとめます。
- ストップ狩りには、機関投資家による合法的な行為とFX会社が顧客に損失を出させるために意図的に行う不正な行為の2つがある
- 顧客の注文をNDD方式で処理しており、透明性の高い取引環境をが用意されている
- 取引ツールは、世界でもっとも利用者の多いMT4とMT5を採用している